注意喚起: Discordでなりすましが発生して被害に遭った話

こんにちは、当ブログの運営を行っているTakeです。今回の記事は、私が管理しているDiscordサーバーで起こったなりすましによる被害を注意喚起も兼ねてお伝えいたします。

なりすましとは?

なりすましとは、ある特定の人物及びその人物のSNSのアイコン、プロフィール情報(アカウント名やプロフィール欄など)、年齢や性別を模倣などして、その人物のフリをすることであり、なりすましをされた本人の意志に関係なく情報を発信するため本人からみれば迷惑極まりない行為です。

概要

事件が発覚したのは2024年7月10日20時ごろ、Discordサーバーと私のDMに内通者がいる可能性が高いとのメッセージが証拠となるスクリーンショットとともに送られてきました。その証拠によると敵対勢力であるDiscordサーバーのメンバーの一人とつい最近入ってきた新規の方がDMでやり取りしているところが収められていました。

まず、添付された画像の中からやり取りのスクショを確認していきます。
ここではなりすましを「X」、なりすましに内通を命じた犯人を「Z」とします。

7月10日
[19:18] – Z : <挨拶>
[19:18] – X : <挨拶>
[19:18] – Z : 内通してくれない?

[19:18] – X : 別にいいよ ○○○○最近面白くないし 発作すごいから
[19:19] – Z : おおまじか それならまず
[19:19] – X : うん
[19:19] – Z : △△の発言切り抜いてくれない? なんでもいいから
[19:19] – X : いいよ まってて これでいい? <画像送信>

[19:20] – Z : めちゃ十分だわ ありがとうな笑
[19:21] – X : 渡したこと秘密にして
[19:21] – Z : 絶対秘密にするから笑
[19:21] – Z : 分かってるよ ちゃんと秘密にしとくから

これらの証拠により、当方のDiscordサーバーに参加していた同じ名前かつ同じアイコン、プロフィールのユーザーAのすべてのチャンネルのアクセス権を剥奪し、グループを作成しそこで音声通話による事情聴取を行いました。しかし、本人は「身に覚えがない」との趣旨の供述をして否定しました。
そこで我々はXとZとのやり取りを再確認し、とある違和感に気づきました。それは、Aは最近参加したばかりの新参のはずだが、Xの文章に古参の方しか知らない情報を含んでいたというものでした。我々は新参なのにあり得ないと考え、もしかしたらなりすましでハメられたのかもしれないという結論に至りました。

その後判明したことなのですが、XとZのやり取りはZによる自作自演だったのです。
内通は別人にやらせており、すべての責任を新規で参加した方に押し付けて犯人に仕立て上げたのです。

これを受け、なりすましの被害にあったユーザーの所属するYouTubeチャンネルは当方のDiscordサーバー管理者と共に以下の声明を発表しました。(プライバシー保護のため一部伏せています。)

○○○のサバについて
以前反発メンツが暴れたという動画を本アカに投稿いたしました××が書いています。
このチャンネルの方々に迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんが、情報漏洩等により一部参加勢の方兼▢▢▢▢▢および成りすましによる悪質な行為が設けられました
十分注意の上××本人も注意してまいります。
ここの場をお借りしましたがすみませんでした。

また、今回はZとZの参加するDiscordサーバーがなりすまし行為に加担しており、極めて遺憾です。

まとめ

このようになりすまし行為はデマの根源となったり、それが原因で周囲を巻き込んだりするなどかなり悪質なものであり、改めて謹んでもらいたいです。また、今回のような場合はもしなりすましが発覚しなかったらなりすましの被害者が一方的に犯人だと仕立て上げられ、被害者であるのに多大な損害を被っていたかもしれません。今回のようなことが今後起こってはならない・起こしてはならないという意味も込めて改めて注意喚起します。なりすましはやめましょう。

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