今回は、かなり簡単にプラグインサーバーを建てて、必要最低限の設定をしてみようと思います。
OSはUbuntu 22.04.4 LTSを使用しています。
1.Javaのインストール
今回はOpenJDK19を使用します。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt install openjdk-19-jdk
2.サーバーのダウンロード
サーバーソフトウェアは、SpigotMCやMohistやBukkitなどいろいろありますが、個人的おすすめなのは軽量な動作をするPaperMCです。こちらからダウンロードページに飛んで 「Paper 1.〇〇.〇 Build #〇〇〇」というボタンを右クリックしてリンクのアドレスをコピーします。
コンソールで
$ mkdir mc-server
$ cd mc-server
$ wget -O paper.jar コピーしたリンクのアドレス
という順でmc-serverフォルダ(名前はなんでもいい)を作成してそこにPaperMCをダウンロードします
3.EULAへの同意
$ java -Xms1024M -Xmx1024M -jar paper.jar nogui
でサーバーを起動させます。
初回起動時は、サーバーのあるフォルダに必要なファイルが生成されEULAエラーのため必ず終了します。
終了後EULA (End-User Licence Agreement [エンドユーザーライセンス契約])に同意を示す必要があります。同意をしないと起動ができません。
$ vim eula.txt
で、最後のほうにある「eula=false」を「eula=true」に変更
再度サーバーを起動させると正常に動作します。
4.ポート開放
まず初めに、ここで説明するのはIPv4 PPPoE環境且つNTTのONUを使用している場合でのポート開放になります。
V6プラスや、二重ルーター環境の場合は少々複雑なのでこの記事では取り扱いません(要望があれば出します)。
$ ip a
でサーバーのローカルipアドレスを調べておきます。
http://192.168.1.1
でルーターの管理画面にアクセス
アクセスするとこのような画面になるので初期の設定状態からパスワード等を変更していない場合は、ユーザー「user」、パスワード「nttntt」
と入力してください。
ユーザー名、パスワードを入力してログインすると次のような画面になると思います。
ここから「詳細設定」→「静的IPマスカレード設定」へ移動
上の設定の右側「操作」の「編集」を押して、
「有効/無効」を「有効」
「変換対象プロトコル」を「TCP」
「変換対象ポート」を「25565」
「宛先アドレス」をサーバーのローカルIPアドレスに
「宛先ポート」を「25565」(server.propertiesのポート設定をいじっていない限り)
と入力後右下の「設定」を押してください。
以上でポート開放は完了です。
5.接続してみよう
ローカル環境からグローバルIPで接続することは通常できないので、自分はローカルIP、接続相手はグローバルIPから接続してください。
コメントを残す